【突然死の予防】横浜南共済病院・循環器内科(横浜・金沢区)

公開日: 更新日:

「当科ではICDの治療を積極的に行っています。一度心室細動が起こると3~5分で脳死状態になる。たとえ助かっても低酸素脳症などの後遺症が出やすく、再発率も20%と高い。予防することで、患者さんはいつ突然死を起こすか分からない恐怖から解放されるのです」

 植え込みは局所麻酔と静脈麻酔で行われる。所要時間は2~3時間で、入院1週間。半年に1回の定期検査が必要で、6年ほどで電池が切れたら本体だけを交換(所要時間1時間、入院3~4日)する。

 1997年12月に現形のICDが保険適用になってから、同科の実施数は300症例以上にのぼる。

▽国家公務員共済組合連合会が運営する神奈川県内の病院(5施設)のひとつ
◆スタッフ数=常勤医師12人
◆年間初診患者数(2014年度)=736人(紹介患者58%)
◆ICD(植え込み型除細動器)実施数=年間約30例

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった