1000人調査で行動様式判明 まだ間に合う“夏太り”解消法
「夏太り」の経験がある人は40%以上だが、その理由を知る人は25%以下――。夏太りを対象にした調査で判明した。調査会社「ネオマーケティング」が20~69歳の男女1000人を対象に実施。夏太り経験者によく見られる行動様式も明らかになった。
「ほかの季節に比べて夏に多く取っている食べ物」は、夏太り経験者のトップがそうめんや冷やし中華などの「冷たい麺類」(76.7%)。加えて「冷たく甘いデザート」「ビールなどのアルコール類」「カレー、牛丼、豚丼、うなぎ丼などの丼類」「油っこいメニュー」「サンドイッチや菓子パンなどのパン類」の回答が、夏太り未経験者より10~16%上回った。
また、夏太り経験者の64.1%が「(3食しっかり取れていなかったもののうち)朝食を取れていなかった」と回答し、その数は夏太り未経験者の1.3倍ほど。さらに、「汗をかくから」「熱中症になるから」といった理由から、「ほかの季節より運動をしない」とも回答した。
横浜創英短期大学名誉教授の則岡孝子氏(管理栄養士)は、「いずれも、まさに夏太りを招く食生活」と指摘する。