横森理香さんは「更年期障害」とどう向き合ってきたのか

公開日: 更新日:

 ただ、不思議と仕事への影響は一切ありませんでした。つらくて書けないと悩んだことは一度もありません。何があっても書けちゃう(笑い)。

 一番つらかったのは体よりも「心が苦しい」こと。気持ちが落ち込むことです。人は甘えから身近な人に恨みを抱いてしまいがち。我が家も過去10年間、夫婦の危機がありました。ホルモンバランスが悪くイライラしてしまう上に、男性も頑固になる年齢ですからね。更年期に離婚するご夫婦も多いと聞きます。

 この時期、心のよりどころを家庭の外につくるのも、ミッドライフ・クライシスを乗り切るコツです。私は46歳の時に同世代の仲間3人でコミュニティーサロンを始めました。私の趣味のベリーダンスをはじめ、ヨガやおしゃべりを同世代の仲間で楽しむ場所です。人数も随分増えました。毎日小一時間の運動をすると、よく眠れるし更年期症状が軽くなるんです。

 あと、年頃になって「心が落ち込んでるな」と思ったら、ホルモンバランスを疑って婦人科を受診することをお勧めします。女性の医師がいいですよ。どんなに優秀な医師でも、男性には分からない部分があると思いますので。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは