秋は不調訴える患者急増 夏バテ胃腸は「傾腸」で立て直す

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「低FODMAP食は、そもそも過敏性腸症候群などの胃腸の不調に悩む人に向けて、オーストラリアのモナッシュ大学で考案されたものです。厳密には、まず3週間、すべてのFODMAP食を除去し、その後で高FODMAP食のグループをひとつずつ摂取していく。その都度、食べると胃腸の不調を招くような高FODMAP食を確認し、自分の体に合っていない高FODMAP食を食べないようにする食事法です。ハーバード大学などもその有効性を認める論文を発表しています」

■低FODMAP食を意識する

<表>にあるような高FODMAP食をすべて避ければ、小腸の負担が減って夏バテ胃腸を立て直すことができる。ただ、徹底するのはなかなか難しい。

 そこで、簡易的に5種類の高FODMAP食を1種類ずつ、3日間控え、胃腸の調子を確認してみる。

①「フルクタン」を控える:小麦食品(パン、ラーメン、パスタ、シリアルなど)、ニンニク、タマネギなどに含まれる。②「ガラクトオリゴ糖」を控える:ひよこ豆、レンズ豆などの豆類、ゴボウ、サトイモなどに含まれる。

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