心臓や脳に負担大 冬のトイレで“遭難”しないための5カ条

公開日: 更新日:

便秘気味の人は水分はもちろん、キノコや白菜や春菊のような食物繊維たっぷりの野菜を意識して取ることが大切です。納豆やヨーグルトといった発酵食品もお通じを良くします」

■おしっこは座ってする

 お酒を飲んだときなど、話に夢中になり過ぎてギリギリまでおしっこを我慢する人がいるが、やめた方がいい。

 お酒の利尿作用も手伝って、一度に大量の排尿をすると失神するリスクが高くなる。

「おしっこをギリギリまで我慢していると血圧が上がります。それが一気に排尿されると血圧は急激に下がります。さらに、膀胱内の尿が一気に減ることで腹圧も下がる。すると迷走神経反射が起こり、心臓に戻ってくる血液が減って脳が虚血状態になり失神することがあるのです。排尿失神と呼ばれるもので、血流不足で脳の細胞が壊れないように体の活動を強制終了させて脳を守る仕組みです」

 排尿失神が怖いのは、意識を失ったときに便器や壁、床に頭や顔を打ちつけたりする危険があるからだ。

「そうならないため、おしっこは我慢せずに、ちょくちょくトイレに行くことです。万一のことを考えて男性でも立ちションはやめて座っておしっこをしましょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末