口の周りにできる単純ヘルペスも、疲労や免疫力の低下で再発する。そのウイルスも、一度感染すると体内に潜んでいるためだ。
医学的には、単純ヘルペスと帯状疱疹を合わせて、ヘルペスという。単純ヘルペスが再発しやすい人は、50歳を越えたら帯状疱疹に要注意だろう。
「2016年から水ぼうそうワクチンが50歳以上の方も接種できるようになっています。ワクチン接種で、帯状疱疹の発症は半分に抑えられますから、体力に自信がある人はともかく、糖尿病やがんなどで免疫力が低下している人は接種するといいでしょう」
ワクチンの効果は5年で、それを超えたら再接種だ。