専門医が教えるアルツハイマー予防で大事な「カキクケコ」

公開日: 更新日:

ク=口もと 口もとを持ち上げ、笑顔でストレスを吹き飛ばしましょう
ケ=血管  血管を健康に保てるよう、生活習慣病対策に努めましょう
コ=交流  人との交流をたくさん持ちましょう

「歯を健康に保ち、よく噛んで食べる生活は脳に良い影響を与えます。聞く能力も重要で、国際アルツハイマー病学会は、難聴を『予防できる認知症危険因子の中で最も大きなもの』と指摘しています。他人の意見を聞く柔軟性も必要です。口もとというのは、ストレスホルモンが認知症に関係しているので、いつも笑顔で。多少物忘れがあっても、気にしないことです。さらに、生活習慣病対策に努めて動脈硬化の進行を抑制し、血管を若く保ちましょう。さまざまな人との交流は、認知症対策に非常に役立ちます」(菅原医師)

 ステイホーム時間が増えた今は、複数のタスクを同時進行させる家事全般も、認知症対策に有効だと言います。そしてもう一つ。食事も認知症対策で忘れてはいけないポイント。

「青背の魚に多く含まれているEPA、DHAは、血管老化を防ぐ成分です。また、最近注目されているのは、カマンベールのBDNF上昇効果です」(菅原医師)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動