カレーとシークワーサーが有効 認知症を予防する6つの方法
近い将来、アルツハイマー病が治るようになるかもしれない。アルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」について、開発した米バイオジェンが7月8日(現地時間)、米食品医薬品局(FDA)へ生物製剤ライセンス申請が完了したことを発表した。
アデュカヌマブは、世界初のアルツハイマー病治療薬だ。早期患者を対象にした臨床試験では、認知機能の低下を約2割抑えられるなどの結果が出ている。現在FDA承認の薬は4つあるが、いずれも一時的に認知機能を改善するに過ぎない。
問題は、一般的に使えるようになるまで、まだ時間がかかること。FDAに承認されるかは未定で、承認されても日本での承認はその後。しかも高額で、現段階では1カ月100万円以上といわれているからだ。
「それならば、認知症予防のポテンシャルを秘めたことをまずやるべき。今年65歳の自分も実行しているし、多くの人に知ってほしい」
こう言うのは、認知症専門医の遠藤英俊医師。やっていることは、いずれもエビデンスに基づいている。話を聞いた。