つらさが理解されない…上矢えり奈さん「内斜視」との苦闘

公開日: 更新日:

 高校生のとき、突然「斜視」の症状が出てビックリしました。その日は、なんとなく具合が悪くて学校の保健室で少し寝ていたんです。で、起きたら視界に違和感があって、戸惑っていたら保健室の先生に「あれ? 目、寄ってるね」と言われました。勝手に目に力が入る感じで、景色が少し二重に見えて、一言で言うと「気持ちが悪い」。すぐに鏡を見てみたら、うまく顔が見えない状態でした。

 近所の眼科に行くと総合病院を紹介され、最初に疑われたのが「筋無力症」という病気でした。結果的には違っていたのですが、筋無力症なら副作用が出ないという試薬を使うと見事に副作用が出なかったので、「筋無力症かも」と言われ、数年間は筋無力症の薬を飲んでいました。

 薬の効果かどうかは分かりませんが、その頃は睡眠をきちんととればだいたい良くなっていたので、テレビやスマホや映画をなるべく見ない生活をして、目を休めるように心がけました。すると症状も出なくなり、やがてほとんど気にならなくなりました。

 再び症状が出始めたのは、上京してアイドルとしてお仕事をするようになり、心身の疲労がたまり始めた頃でした。しばらくやめていた薬を再び飲み始め、それでも症状が頻繁になり、寝ても以前のようには改善しなくなったのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは