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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

低脂肪・高タンパクで見直されている小豆は朝食におすすめ

公開日: 更新日:

 小豆の赤茶色の色のもととなるポリフェノールも活性酸素を除去する力がかなり高い抗酸化性を持っているので動脈硬化がん心臓病予防、免疫力アップなどが報告されています。

 近年、小豆は低脂肪で高タンパクと見直されてきています。タンパク質を構成しているアミノ酸の中でも、体内で作ることのできないアミノ酸を必須アミノ酸といいますが、ご飯やパンはリシンとスレオニンという必須アミノ酸が不足しがちなのでほかの栄養素で補充しなくてはいけません。そして小豆はまさに、リシン、スレオニンが豊富に含まれる食材です。

 時間栄養学の観点から考えると、良質なタンパク質+炭水化物の組み合わせは朝食におすすめです。お赤飯や小豆パンなど、ぜひ召し上がってみてください。

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