新型コロナワクチン接種後死亡報告1359例…1カ月で104例増
ちなみに前回の専門部会(10月3日)までに副反応疑いで死亡として報告された数は1255件(ファイザー社製1218件、モデルナ社製37件)。11月5日までの33日間に104件増えたことになる。この間、新型コロナ感染症が原因で亡くなったと報告された数は549件だった。
10月24日までの死亡報告1325件のうち10代は3件、20代16人、30代21人だった。
専門部会では10月24日までに報告された1325件の死亡とワクチン接種との関連についてα(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)、β(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)、γ(情報不足等によりワクチンと死亡の因果関係が評価できないもの)と評価している。その結果は以下の通り。
▼ファイザー社製(α=0件、β=7件、γ=1272件)
▼モデルナ社製(α=0件、β=1件、γ=45件)
また、10月24日までに死亡が報告されたファイザー社製1279件のうち65歳以上1111例に対して65歳未満は155例、記載なしは13例だった。症状の概要に記載されていた死因等は虚血性心疾患123例(うち65歳未満は19例)、心不全113例(同11例)、肺炎97例(同1例)、出血性脳卒中95例(同28例)、大動脈疾患55例(8例)、虚血性脳卒中53例(5例)、不整脈36例(13例)、敗血症36例(同3例)などが多かった。