90歳代の3兄妹が最期を自宅で迎えるためにやったこと
そんなお兄さんを、妹さんも足が不自由な中、一生懸命に介護をされていました。そして私たちは2人の邪魔をしないよう、つかず離れず見守りながら療養を支えていきましたが、その3カ月後には、お兄さんの後を追うように旅立たれていかれました。
そしてそれから数年後には、大好きなお兄さんたちを見送った妹さんも、ご兄妹の思い出の残る自宅から静かに旅立たれていかれました。
そんな最期の日まで自宅で生活したいという、ささやかな思いにも向き合い見守るのも、在宅医療だと考えます。