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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

安くて安全なはずだったウクライナの医大…留学生は決死の脱出

公開日: 更新日:

 ロシア侵攻前には最も数が多いインド人で2万人、アフリカからはナイジェリア、エジプト、ジンバブエなどの国からの留学生を受け入れていました。その人気の秘密は、ほかの国の医科大学に比べ授業料がずっと安いことです。たとえばインドと比較すると4分の1程度。安全な環境で学べる点でも人気の留学先でした。

 留学生の多くはこれまでにウクライナから脱出したとみられていますが、国境を越えるまでは本国からの支援はほとんどなく、インドの留学生たちはWhatsAppなどのアプリで情報交換しながら自力でハンガリーに逃れたそうです。中には退避の途中でロシアの攻撃に巻き込まれ死亡するという悲劇もありました。

 安価で安全なはずだったウクライナの医大。戦火がやんだ後に学生は戻ってくるのでしょうか?

 大学側はトルコやポーランドなどに移転して授業を続けるとしていますが、当面の学生たちの今後ははっきりと見えてはいません。

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