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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

買い物を楽しんで健康増進 リハビリ成功のカギは「ナッジ」にあり

公開日: 更新日:

 その結果、アンケートの点数が8点以上だった人の割合は、リハビリを行う前で39%、行った後で27%と、統計学的にも有意に減少しました。

 望ましい行動をとれるよう人を後押しする手法を「ナッジ」と呼びます。ショッピングリハビリは強制的ではなく自発的に運動を促すという意味で、ナッジの要素を取り入れたリハビリといえるでしょう。論文著者らは「ショッピングリハビリが、長期的な健康状態や生活の質にどのような影響をもたらすのか、継続的な観察と研究の積み重ねが必要である」と結論しています。

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