「涙」の健康が危ない…こんな症状が出たらドライアイを疑え!

公開日: 更新日:

「ドライアイはテレビやスマホやパソコンの長時間使用でまばたきの回数が減り、目の乾きを感じる状態。コンタクトレンズの使用なども主要な原因です。女性の場合は加齢による女性ホルモンの低下が全身の潤いを失わせドライアイになりやすいともいわれています。これらに加えて、冷房や扇風機が原因になることもあるのです」

 エアコンや扇風機を長時間使用すると肌の乾燥だけでなく目の表面も乾く。目の表面に潤いを与えて雑菌などを洗い流す涙は低湿度や風に弱く、これらにより蒸発しやすくなるからだ。

「涙を守るには室内の湿度を下げすぎないことが大切です。可能なら常時50%程度は維持するとよいでしょう。エアコンや扇風機の風に直接当たらないことも重要です。最近は屋外でハンディー扇風機を顔に当てて涼を取る人がいますが、注意が必要です。意識してまばたきをするとよいでしょう」

 犬や猫などペットを飼っている人はペットのドライアイにも気をつけたい。目をこする、目が充血しているなどの症状があれば獣医に相談するといいだろう。キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、シーズー、パグなどドライアイを生じやすい犬種もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…