「涙」の健康が危ない…こんな症状が出たらドライアイを疑え!

公開日: 更新日:

■新型コロナもリスク増に影響

 また、今年は猛暑に加え、新型コロナの影響で在宅勤務やオンライン授業が増えたことやマスクの常時使用が、ドライアイのリスクに拍車をかけているという。

「デジタル画面を凝視するとまばたきが少なくなり、涙が蒸発しやすくなります。長時間テレビやパソコン、スマホの画面を見ないようにしましょう。1時間に5~10分程度は遠くを見るようにしましょう。また、メガネをしている人はわかるでしょうが、マスクをしているとメガネが曇ります。呼吸で吐き出された息がマスクの隙間から漏れて、メガネを曇らせるのです。漏れた息は目に当たり、眼球の表面を乾燥させる可能性があります。マスクをしたまま長時間パソコンやスマホの作業をすれば、二重にドライアイを招くことになりかねません。作業の合間にこまめに休憩するよう心がけることもドライアイを予防するために重要なことです」

 また、ドライアイを予防するには運動も心がけたい。カナダのウォータールー大学の研究チームは、有酸素運動に参加した後の涙液分泌と涙液層の安定性の大幅な増加が、ドライアイのかゆみを和らげる可能性があることを発見したとの研究論文を発表している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース