乳がん経験者だからわかること(上)マンモと超音波検査の2本立てで早期発見を狙う

公開日: 更新日:

「長くても5年くらいと思っていました。友人たちに話すと、一様に驚かれます」(たなかさん)

 かつては、再発予防のための術後のホルモン治療は5年だった。しかし乳がんはほかのがんと違い、5年を超えても再発リスクがある。乳がんのタイプによって術後の治療は異なるが、たなかさんのように10年にわたる場合もある。

【再発予防には、体重維持が必須】

 3人が口を揃えたのが「ジムに行って筋トレしています。ウオーキングどころではない」。

「私はヘビースモーカーでしたが、たばことお酒はやめました。かなり気をつけていることのひとつが体重維持です。初発も再発も運動している人の方がリスクが低い。乳がんを経験したことで代謝が悪くなり、太りやすくなるのですが、食事と運動で太らないようにしています」(EMIさん) =次回につづく

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動