時には病院で検査を受けながら、日常は自宅で過ごすケースも
昨年の年末に発熱。コロナ陽性との診断を受け、いったんは回復されましたが、それ以降発熱を繰り返し、不自由な右足もあることから頻繁な通院は困難になり、在宅医療を開始されたのでした。
この方の場合、不自由となった右足のリハビリも自宅で行うことになりました。リハビリを在宅医療でも行えることを意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、在宅でのリハビリは実際の生活環境に沿った訓練がリラックスした状態で行えることから、最近は高齢者のQOLを高める観点からも注目されているのです。
ちなみにそのリハビリには理学療法士が当たり、運動や体操、さらにはマッサージなどによって日常生活に必要な体の基本動作の維持・回復を目指します。
「なにかお困りのことはありますか?」(私)
「熱が上がったり下がったりで、12月の時には痰があって病院で診てもらったら胸にも痰がありそうだって」(妻)
簡単な検査なら在宅医療でも行うことができますが、もっと精密にCT検査を受けるため病院に行った患者さん。