著者のコラム一覧
森大祐整形外科医

整形外科全般診療に長年携わる。米国トーマスジェファーソン大学で人工肩関節の臨床研究を行い、2000例超の肩関節手術を経験。現在は京都下鴨病院で肩関節や肘関節、スポーツ障害患者に診療を行う。サイトで整形外科疾患の情報を発信。

どっちの治療がいい?そんな時は躊躇せずセカンドオピニオンを

公開日: 更新日:

 積極的にセカンドオピニオンを受けて、最終的に、主治医の提案した治療を快諾。主治医と患者さんの関係が良好になった例を2つお話しします。

 1つ目は、私が肩の肩腱板修復手術をお勧めした患者さんです。

 手術が必要な理由、手術の長所・短所などの話をしました。私は手術治療を受けるのが完治のためにベストであると判断しましたが、患者さんは「どうしても手術は受けたくない」と言います。

 そこで私は近場の医療機関でセカンドオピニオンを受けることをお勧めしました。結果的には、セカンドオピニオン先の医師も、手術加療がベストとのこと。患者さんは2人の医師から同様の話を聞き、安心して手術を受けられ、今は大変元気です。

 もう1人は、他院で提示された治療に迷い、セカンドオピニオン目的で来院されました。

 元の主治医の治療方針と私の見解は違いました。しかし、この方は元々の主治医の先生を気に入っており、あれだけ親身になって治療をしてくれる先生はいないとおっしゃられました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出