ラーメンを食べるなら"穴あきレンゲ”がいいかも…塩分摂取量に違いが
その結果、一般的なレンゲを使った群と、穴あきのレンゲを使った群で、食後の満腹感や空腹感、おいしさの度合いに明確な差を認めませんでした。一方で、塩分の摂取量(中央値)は一般的なレンゲを使用した群で2.4グラム、穴あきのレンゲを使った群で1.8グラムと、穴あきのレンゲを使うことで、統計学的にも有意に塩分摂取量が低下しました。
論文著者らは「ラーメン屋や食堂などで、穴あきのレンゲを採用すれば、減塩に興味のない人でも自然に減塩できるようになるかもしれない」と考察しています。