【健診と検診の違い】特定の病気の早期発見が目的なのは…
より専門的な、臓器別の人間ドックも用意されています。「脳ドック」や「心臓ドック」「腎臓ドック」などです。これらは任意検診の一種になりますから、料金は高めです。しかし通常の医療とほとんど違わない専門的な検査が行われるので、それで病気が見つからなければ、当分は安心していられます。
普通のがん検診は、対策型検診です。かなり安く受けられますが、「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「肝臓がん」「乳がん」の5つに限られており、しかも検査方法に制限があります。もっと詳しく調べたい、あるいは別のがんも調べたいのであれば、病院が提供するPET検診などを受ける必要があります。ただし検査料は原則として全額自己負担になります。