スマホを積極的に活用…連絡のやりとりが時代とともに変化
スマートフォンを活用した患者さんとのやりとりは、使い方によっては非常に有効だと考えます。当院でも現在、患者さんと診療予約の連絡を取ったりする場合はもちろん、訪問看護師やケアマネジャーとの打ち合わせなどにも公式LINEを用いてコミュニケーションを取るようになっています。結果、互いの負担や時間のロスを少なくすることができるようになりました。
現状では70代後半でスマートフォンを使いこなす方はそれほど多くはないかと思いますが、これが10年後20年後には状況が大きく変わり、高齢の方でも普通に使いこなす時代となっているかもしれません。
ただこの先ICT化がいくら進んだとしても、患者さんや家族に寄り添う在宅医療の基本は変わることはないでしょう。