高血圧の人はヒートショックの危険が増大する…薬を飲んでいても注意
高血圧症を抱えている人が入浴で命を落とさないためには、脱衣所に暖房器具を置くなど入浴前に脱衣所を暖かくしておく。一番風呂は避け、浴室をシャワーでしっかり暖める。湯船に入る前には手や足にかけ湯をし、一気に肩までつからない……といった一般的なヒートショック対策を実践するのはもちろん、朝食前と夕食後にプラスして、入浴前にも血圧を測って確認することが望ましい。
「降圧薬を飲んでいる人は収縮期血圧が160㎜Hg以上に上がっていたり、逆に110㎜Hg以下と下がっているときは、その日は入浴を控えたほうがいいでしょう」