乳がんとウソをつき「貸して貸して詐欺」…28歳&31歳オンナ2人組の古典的犯行手口
「乳がんで北海道がんセンターに通院しており、がん保険料が支払われる12月15日に返済するので20万円を貸して欲しい」
「貸して貸して詐欺」のオンナ2人組はこうウソをつき、男性から現金とクレジットカードをだまし取っていた。
詐欺の疑いで24日、北海道警札幌方面中央署に再逮捕されたのは、いずれも住所不定、無職の吉光友梨恵(28)と鞘佑幸樹(31)両容疑者。
2人は共謀して昨年12月9日、出会い系サイトで知り合った札幌市西区の会社員(31)から現金を受け取ったうえ、渡されたクレジットカードで100万円以上の金券を購入していた。
後日、吉光容疑者からクレジットカードを返してもらった男性が、医療費にしては高額な支払いの履歴を見て不審に思い、警察に「出会い系サイトで知り合った女の子にお金を貸したが、返してくれない。クレカで100万円使われた」と相談し、事件が発覚した。
「吉光ががんの治療中というのは真っ赤なウソで、病院に通院している事実もなかった。検査も受けておらず、がん保険にも入っていないので、保険金が支払われることもなかった。すべて男性から金を巻き上げるための作り話だった。鞘佑がだましの手口を考え、吉光がそれに従っていた」(捜査事情通)