6億円荒稼ぎしてフィリピンに高飛び…違法メンズエステ経営者“商魂”の逞しさ
調べに対し、「他の者に経営権を譲り渡したので、経営には関わっていない」と容疑を否認している。
加藤容疑者は20年に中野で出張メンズエステ「中野MM」を立ち上げ、「レンガスパ」「ミッキーエステ」「スパランチ」「エステの細道」を展開していった。
「各店舗で『泡パーティー』や『ふんどし祭り』、メジャーリーガーに便乗した『大〇翔平移籍記念兜イベント』など趣向を凝らしたイベントを開催していました。料金は70分1万4000円からとお手頃です。マイクロビキニ(4000円)などのオプションがあり、中でもセラピストに逆マッサージができる『セクハラ講習』(2000円)というサービスがウリでした。ネット上では、<抜ける>と評判で、都内でもトップクラスの集客力があった。人気のセラピストはなかなか指名が取れず、いつも予約でいっぱいだった」(風俗関係者)
加藤容疑者は中野周辺でメンズエステグループを拡大させる一方、22年7月にエステと美容サロンを経営する会社を設立。ガールズバーと24時間営業の女性向けトータルエステサロン、カフェ&レストランをオープンし、人気アイドルグループのメンバーとコラボして特製スイーツを提供している。
違法に稼いだ金を元手に、堅気の商売にも進出。紳士を目指していたのか。