ネイマールがチリからゴール量産か W杯決勝Tの見どころ
▼オランダ VS.メキシコ 30日午前1時
今大会の傾向を見ると、短いパスを素早く回しながら相手を揺さぶり、スキを突いて崩していくポゼッションサッカーは分が悪い。
オランダ代表は「4(DF)-3(MF)-3(FW)」という伝統の攻撃的布陣を捨て、まずは5人が最終ラインでしっかり守備を固める。ボールを奪ったら、一気に前線のファンペルシー(30)とロッベン(30)の強力2トップに任せて点を取るカウンターサッカーで勝ち上がってきた。
メキシコ代表は伝統的なポゼッションサッカーを貫きながら、FWペラルタ(30)やDFマルケス(35)らの中心選手が、セットプレーをきっちりモノにできる勝負強さを発揮している。
互いが相手の持ち味を消し合い、膠着(こうちゃく)状態が続く可能性もあるが、それでも単独で点を決められる選手を2枚も擁するオランダが有利だろう。
▼ドイツ VS.アルジェリア 7月1日午前5時
総合力からドイツが圧倒的に有利だ。1次リーグ3戦目の米国戦。今大会初先発のMFシュバインシュタイガー(29)が、素晴らしいパフォーマンスを見せた。ドイツサッカー協会公認S級指導者の鈴木良平氏がこう言う。