激戦オランダvsメキシコを台無しにしたNHKの“迷解説”
この試合の解説担当は山野孝義氏(59)。大阪出身の元サッカー選手で、全国高校サッカー優勝、ヤンマーで日本代表にも選出(Aマッチ2試合)されている。
「山野さんはNHKのJリーグ中継でガンバ大阪やセレッソ大阪などの試合を担当しており、興奮しないで関西弁で淡々と解説することで知られています。選手のプレーを絶対にけなさない、選手寄りの優しい解説者として有名ですが、それにしても山野さんのW杯解説は勉強不足。具体的な情報が何もなかった。不満を感じた視聴者は多かったでしょう」(放送を観ていたサッカーライター)
後半7分のオランダFK場面では、「ここはスナイデルの右足か、ロッベンの左足ですよ」。同39分にはオフサイドだったが、メキシコGKオチョアが至近距離からのシュートに対して、ただ両手を広げ、ボールがたまたま当たっただけなのに、「さすがナイスキーパー。自然に反応しています」だって。これって解説じゃないだろう。