父は転勤族…虎ドラ1高山を育てたのは“鬼軍曹”の母だった
阪神のドラフト1位・高山俊(22)の父・辰雄さん(50)は東京・足立区生まれ。小学校、中学校とサッカー部に所属し、中学時代はセンターバックとして区の大会で準優勝した。都立白鴎高校に進学するも、サッカー部が弱小だったため、社会人チームに所属するかたわら、187センチの長身を買われてバレーボール部と柔道部を掛け持ち。高校卒業後は日大経済学部に進み、大手証券会社に就職した。
いわゆる転勤族で、妻の由美子さん(46)とは最初の赴任先、福井支店で出会い、約2年間の交際を経て、26歳で結婚した。次に赴任した松本支店勤務の時、長男・俊が生まれた。
その後、和歌山、都内・亀戸、大阪・豊中、そして都内・五反田に転勤になり、もともと住んでいた船橋市内に38坪の土地を購入。5LDKの一戸建て住宅を新築した。現在は高松に単身赴任中だ。
俊が野球を始めたのは、船橋に住んでいた小学校1年生の時。近所の公園で辰雄さんとキャッチボールをしていたところ、地元少年野球チームの指導者の目に留まり、スカウトされた。
中学時代、陸上200メートルで千葉県4位になった運動神経は父親譲りのようだ。