他球団選手の自主トレに「真剣勝負できるのか」と疑問符
「他球団の選手同士が仲良くしすぎるのはよくないですよ。ライバル球団の投手と野手が一緒にトレーニングをしたり、食事をしたりすれば、公式戦で対戦したときに投手が厳しく内角を突くなど真剣勝負ができるのかと思う。さらには、練習前に他球団のベンチまですっ飛んで行って挨拶する選手がいれば、試合中に塁上で白い歯を見せて談笑したりもする。敵同士でしかも、観客やテレビカメラの前でやる神経が分からない」
そもそも野球規則(3・09)では、「プレーヤーが、試合前、試合中を問わず、いかなるときでも観衆に話しかけたり、または相手チームのプレーヤーと親睦的態度をとること」を禁止している。談笑することはルール違反なのだ。
プロ野球ファンのひろさちや氏(宗教評論家)も、「昭和58年、阪神の掛布雅之が緩慢な守備で広島の山本浩二のサイクル安打をアシストしたと言われました。ああいうのは馴れ合いだと思います。あくまでグラウンド上では、相手は敵だと思って戦い、常に真剣にプレーをしてほしいですね」と語る。
山崎氏はさらに言う。