ブ厚いソフトBの選手層 G坂本の「東浜」発言で浮き彫りに
9勝9敗の6位タイに終わった巨人が黒星を喫したのは、西武・雄星、ソフトバンク・武田、千賀、楽天・則本、ロッテ・涌井ら。パのエースクラスにことごとく抑えられた。日本ハム・大谷にはプロ野球記録を更新する163キロを投げ込まれた。さぞ衝撃的だったかと思いきや、衝撃は別にあるようだ。
「確かに大谷の球は速かったけど、チームとして2点取った。大谷は打撃の方は凄いなと感じたけど、投手としてはそこまで難攻不落という感じはしなかった。衝撃という意味では、福岡で3タテを食らったこと。ソフトバンクの強さが一番です。昨年も3連敗したけど、今年はさらに差を感じた。打者のスイングスピードと打球の速さ、2番打者が何本も本塁打を打ったりする上位と下位打線のつながり、切れ目のなさ。投手力も抜けていた。先発も中継ぎもリリーフも、出てくる投手がことごとく球が速くて力のある投手ばかり。正直、勝てる気がしませんでした」(巨人選手)
この日、先制二塁打を含む3安打2打点で、打率を.332とし、セ・リーグの首位打者を快走する坂本勇人(27)に聞くと、こう即答した。