宮里優作は6オーバー141位 “郵便切手”パー3で7打が響く
【全英オープン 初日】
大会名物ホールが8番パー3だ。距離は123ヤードしかないが、郵便切手と呼ばれる縦長グリーンの周りに5つの深いバンカーを配し、選手にプレッシャーを与える。
このホールでつまずく選手が多い。2年ぶり2度目出場の宮里優作(36)は打ち下ろしのティーショットを曲げて、グリーン左サイドの小山のブッシュの中。アンプレアブルを宣言すると、3打目はグリーンをオーバーして、さらに傾斜で右サイドのバンカーへ転がり落ちた。脱出は目の前の壁に当たって失敗。5打目にピンそば2メートルに運ぶが、ドタバタ続きに冷静さを失っていたのか、パットも外してカドラプルボギー「7」。このホールが大きく響き、6オーバー、141位タイだった。