46歳ミケルソンが単独トップに 8アンダーで貴重な“貯金”
上がり18番でバーディーを奪えば最少スコア新記録62も見えてきた。
ティーショットは左に曲げたがポットバンカーにつかまらないツキにも恵まれた。残り170ヤードの2打目はピン右7メートルに2オン成功。バーディーパットはカップ縁を半周して新記録は達成できなかったが、ギャラリーを沸かせた。
全英は23度目の出場で13年大会で優勝。ロイヤルトルーンでは2度プレーしており、04年3位、97年24位と相性もいい。
初日ドライバー飛距離は286ヤード(ランク93位)だったが、パーオン率88・9%(同1位)、パット数26(同8位)で、しかもボギーなしのしぶといプレーだったのがよく分かる。明日以降、天候が崩れる予報が出ており、この日の貯金はリンクスでの経験が豊富なミケルソンにとって有利だ。
▼ミケルソンのコメント
「18番ではカップ右縁からボールが転がり落ちるように見えて歩きだし、新記録62が達成できたと一瞬興奮した。でも入らずにがっかりした。この会場では04年大会初日に2オーバーだったけど、残り3日間は60台で回ることができ、うまくプレーできた。今年も残り3日間をうまくプレーしたい」