DeNAは駅伝撤退も…瀬古監督の決断が“空砲”に終わる根拠

公開日: 更新日:

 DeNAはニューイヤー駅伝に今年まで5年連続で出場。ここ3年は5位、7位、6位ときて、上位争いをしている。

「DeNAランニングクラブの総監督でもある瀬古マラソンリーダーは常々、『実業団はもっとマラソンに力を入れて欲しい』というのが口癖です。今回の決断はDeNAにとっては痛いと思いますが、日の丸を背負っている瀬古さんは立場上、これ以上駅伝に力を入れるわけにはいかないのでしょう。でも、後に続く動きが出てくるかといえば、そんなことはない。箱根駅伝の選手が大学の広告塔になっているように、元日の実業団駅伝も企業にとってはおいしいイベントです。毎年のように有望選手の争奪戦が繰り広げられ、億単位の予算もかけている。2年後に東京五輪を控えていますが、実業団にとって『マラソンより駅伝』の方針はこの先も変わりませんよ」(陸上関係者)

 実業団の陸上競技連盟を統括する日本実業団陸上競技連合は、日本選手が東京五輪でメダルを取るため、日本記録を更新した選手に1億円のボーナスを出している。だが、企業陸上部が選手強化をしている限り、東京五輪でアフリカ勢を負かすことはできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか