著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

日本の「ナショナルオープン」お寒い実態…世界中のトッププロはスルー、松山英樹らも欠場

公開日: 更新日:

 その努力が実を結び、G・プレーヤー7勝、J・ニクラス6勝のほか、A・パーマー、T・ワトソン、R・マキロイらトッププロが歴代チャンピオンに名を連ねている。

■国際化に失敗したJGAの怠慢

 また、カナダのナショナルオープン「RBCカナディアンオープン」はPGAツアーに組み込まれてT・ウッズ、D・ジョンソンら、最強プロが勝って華やかだ。

 また女子では「豪州女子オープン」も同様で、第1回大会の樋口久子をはじめ、L・デービース(英国)、K・ウェブ(豪州)、A・ソレンスタム(スウェーデン)、ヤニ・ツェン(台湾)、L・コ(ニュージーランド)らチャンピオンの出身国は世界中に広がる。

 だが、JGAがナショナルオープンを世界で認知される大きな大会に育てる努力をしてきたか、といえば、答えはノーだ。

 かつて日本ツアーのスポンサー主催競技に数多く出場したニクラス、パーマー、プレーヤーのビッグスリーは、日本オープンで一度もプレーしたことがなく、もちろんウッズやマキロイもエントリーしたことがない。世界中のトッププロから見向きもされていないのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース