MGCでのパリ五輪代表は“真の実力者”か…一発勝負選考を陸連自画自賛も東京五輪では惨敗

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 五輪本番はMGCで代表入りを決めた男女4人(中村匠吾62位、服部勇馬73位、前田穂南33位、鈴木亜由子19位)は惨敗。大迫(6位)と一山(8位)が入賞を果たした。陸上関係者が言う。

「コロナ禍で開催が1年延び、みんな調整に苦労したとはいえ、条件は同じ。MGCはペースメーカー(PM)なしで記録より順位を争うもの。最後の切符を争う既存大会は突破すべき記録が明確で、30キロまでは派遣記録を切るペースで走るPMもいる。結果的にスピードランナーが入賞したわけですが、陸連絶賛のMGC組とそれ以外で代表入りした者の明暗が分かれたのは皮肉でした」

 パリ五輪に向けてのMGCは10月15日に行われる。女子は現役で唯一2時間19分台の記録を持つ新谷仁美は早くも「出ない」と公言。真の実力者を選ぶレースになるのか。

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