【ボートレース】鳥羽一郎さん(下)今年の8月後半は大穴が当たり過ぎて怖かった
■儲かると買い過ぎて最後はマイナス(笑)
もっとも、そんなふうに思うことができるようになったのは、最近の話ですけどね(笑)。ボートレース場はリニューアルされてどこもキレイになりました。子供たちが遊ぶことができる「Mooovi(モーヴィ)」なんてスペースもあります。おじさんがボールペンを耳に挟んで舟券を買っている昔のイメージはないですね。
飲食店もいっぱいできて、どこで食べてもおいしい。故郷の津ボートで「高虎杯争奪戦」というレースがあって名前をつけた高虎定食というのがありました。今もあるのかな。生姜焼き定食です。三重は松阪があるから肉がうまい。昔は津ボートに行くと必ず食べていましたね。
本場では舟券を売るシステムも変わったし、家にいながらにしてスマホで簡単に買うことができるテレボートもある。コロナ後で本場ではイベントなんかもいっぱいやってます。
この前、下関ボートを見てたら「鳥羽一郎40周年おめでとう」というレースがあった。いきなり自分の名前が出てきたからビックリしました。個人協賛レースといってるらしいですが、一般の人がなにがしかのお金を払うとレースに好きな名前をつけることができるそうです。
ボートレースは奥が深くて本当に楽しいですよ。
(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)