【心臓神経症】左乳首の下、狭い範囲が痛む

公開日: 更新日:

 昨年の夏、千葉県松戸市に住む中沢保さん(仮名、48歳)は転職を余儀なくされた。役員を務めていた広告代理店が倒産し、東京・新宿で友人が経営する健康食品販売会社に拾ってもらったのだ。
 月収は3分の2にダウン。それでも月々、約10万円の住宅ローンの支払いが10年ほど残っている上、地方大学に通う長男への仕送りも欠かせない。

「生活に困ってしまいましてね。女房も近所のコンビニでパートするようになりました。そんななか、昨年末に会社で事務作業をしている最中、心臓の周辺にチクチクする痛みを覚えたのです」

 耐えられないほどの痛みではなく、症状もしばらくして治まった。だが、3週間ほどして、再び同じ痛みに襲われた。

 さすがに心配になり、風邪の治療などで長年世話になっている自宅近くの内科医を訪ねたところ、「まあ疲れでしょうね。それほど心配する病気でもありません」と鎮痛剤を処方された。

 だが、年が明けた今年2月、三たび心臓の周辺がチクチク、ズキズキと痛み出し、発汗や食欲不振、不眠の症状などが続いた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動