例年11~1月がピーク 「新型ノロウイルス」ジワリ接近中

公開日: 更新日:

 ノロウイルスは糞便1グラムの中に1億個、嘔吐物1グラムの中には100万個ほどいるといわれる。この粒子が「10~100個のごく少量」(藤井氏)体内に入ると感染するという。驚くべき感染力だ。

「感染ルートは、ひとつは感染者が治ったと思って調理場に立ち、手で触れた食品に付着して感染の原因になるケース。仕出し弁当、総菜、サンドイッチ、寿司などです。さらに、人から人へもあり得ます。老人ホームなどで感染者が触れたドアノブや蛇口、雑誌や道具に触ってしまい次々に……とか。子供たちもこのケースが多いはず。嘔吐した患者の口の中にウイルスが残り、くしゃみや咳で相手にうつる可能性だってあるでしょうね」

 感染防止には「外から帰ったら必ず手洗いをする」が基本だが、それだけでは心もとない。我々サラリーマンも冬の間は素手で触れたモノは食べない、かかった人には2~3週間近づかない、通勤電車内は不織布マスクなどでガードする――。このくらいは実行すべきかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは