女優・水沢アキさん(61) 片頭痛

公開日: 更新日:

 頭痛外来に行き、主治医ができたことが何より安心でした。病名は片頭痛。片頭痛って、「片」の字から、一部分がひどく痛いのだろうと思っていました。ところが、ズキンズキンという拍動性の痛みが突然、起こるのが片頭痛だったのです。

 そして、頭痛薬は我慢できなくなってから飲むものでなく、早い段階で飲むべきだったことや、頭痛薬に相性の合うものとそうでないものがあることを教えていただき、いろいろな薬を試すチャンスを得ました。

 頭痛との付き合い方がわかり、症状はかなり軽減されましたが、そう簡単に頭痛とは縁は切れませんでした。当時の私は38歳で離婚。自分から願い出たので、億万長者の元主人に慰謝料を請求されました。もちろん払いませんでしたが……。さらに、不動産投資でいくつかのマンションのローンが6億5000万円にもなり、その後にバブル崩壊……。

 とにかく借金返済に必死でした。毎日仕事で全国を駆け回り、小学生の2人の子供を育て、自分を癒やす時間なんてありませんでした。10年11カ月で借金を返済し、「これからは子供たちとのんびり暮らせる!」と思ったら、2人ともアメリカの大学に留学。正直、寂しかったですね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エースの留年が影響か?昨夏王者・慶応まさかの県大会16強敗退…文武両道に特別扱い一切なし

  2. 2

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松本人志「文春裁判」電撃取り下げも待つのはイバラの道…“白旗復帰”画策にも視聴者・スポンサー・制作側から総スカン

  2. 7

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 8

    2位「ライオンの隠れ家」、1位「わたしの宝物」を抜く勢い! 坂東龍汰が名作映画ファンの“批判”も封じた

  4. 9

    横綱照ノ富士が「引退できないジレンマ」から解放される日…在位20場所で12回目休場の崖っぷち

  5. 10

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実