【爪がはがれた】浮いているなら医療用紙テープで固定
「爪を深く切り過ぎていることも、爪が反るのではがれる要因になります。爪を切るときは、指先の肉より短く切らずに、爪の角は直角になるように切ってください」
では、爪が引っかかったりして、爪が割れた場合にはどうしたらいいか。
「爪が割れる人は、日頃から保湿を心がけてください。尿素が配合された保湿クリームを手と一緒に、爪にもよくすり込むといいでしょう。尿素は皮膚の角質をやわらかくする成分なので、爪の保湿にも有効です。爪の割れた部分にテープを貼る必要はありません。保湿クリームを塗って、水仕事をするときは手袋をしてください」
皮膚科や形成外科を受診した方がいいのは、爪が根元まではがれた場合。爪を切り取る処置が必要になる。また、ぶつけたり、引っかかったりしてないのに爪が割れたり、はがれたりした場合。「扁平苔癬(たいせん)」「薬剤性の爪の変形」「乾癬」「爪水虫」「カンジダ症」などの他の病気の可能性があるという。