脳が視力調整 田中公平さん「白内障」手術後のメガネ問題

公開日: 更新日:

 帰宅後は、傷口にバイ菌が入らないように、1カ月ぐらいは洗髪も洗顔も禁止。1週間はきつい眼帯の“片目生活”で、その後の2週間ぐらいは緩い眼帯生活でした。髪も顔も洗えないのがちょっと嫌でしたが、つらいのはそのくらい。目が見えづらかった手術前の生活のほうがよほどつらかったので、白内障の手術を躊躇されている方には、すぐ受けることをお勧めします。

■すぐにメガネを作って大失敗

 今の視力は裸眼で左0.1、右0.3。メガネを掛けて1.5と1.2ぐらいで、本当に快適です。ただ、何度も言いますが、すぐにメガネを作ると失敗します。

 私も医師に「メガネは1カ月後ぐらいがいいですよ」と言われていたんです。でも、今までのメガネでは当然合いません。仕事ができないと困るので、すぐに右目だけレンズを替えたのです。すると、今度は左目のレンズも合わなくなってきました。つまり、視力が変わった右目に合わせて脳が勝手に調整するんですよ。脳はすごいんです。

 そういう脳の調整が落ち着くまで1~2カ月かかるので、その間はフラフラしたり、少し酔う感じもありました。でも、見え方は格段にクリアになります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…