寒い2月に増える血管病 “離婚歴あり独身男”が危ない理由

公開日: 更新日:

 これに2015年の国勢調査を使って同じ年代の妻帯者、未婚、死別、離別それぞれの急性心筋梗塞による死亡率を調べて比べたところ、離別が一番高く妻帯者の4・8倍。同3倍弱の未婚や死別を大きく引き離した。

「循環器の病気の発症リスクを高めるものに、糖尿病、前立腺肥大、 COPD(慢性閉塞性肺疾患)、高尿酸血症、睡眠時無呼吸症候群などがあります。インフルエンザもリスク要因でワクチンを打つと15%以上、不安定狭心症や急性心筋梗塞を抑えるという報告もあります」(東丸医師)

 妻や子供がいれば、こうした病気も未然に防げるかもしれない。

「寝息がうるさい」「みっともないので太らないで」「子供のために禁煙し、ワクチンを打って」「夜中におしっこに立つけど大丈夫?」などと注意されるからだ。しかし、独身だとそうはいかない。

 離婚歴のある独身中高年男性は老後を心配して貯金するよりも、まずはパートナーを探すことだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造