1月に手術 生島ヒロシさんが「緑内障」から学んだこと
今回学んだのは、遺伝的な要素があると、突然病気のスイッチが入ってしまうものなんだということです。普段から健康を意識してチェックしていましたが、「年齢のわりに見た目が若い」とか言われて調子に乗っていたところがあるんで、負荷をかけすぎないようにしないといけないと思いました。あと、医師に言われたことは守らないとね(笑い)。
ボクの好きな言葉に「ふたつよいこと、さてないものよ」という臨床心理学者・河合隼雄氏の言葉があります。何かを得るためには何かを我慢することも必要だということです。あれもこれもは体が追いつかないんだと思い知りました。
手術してみて「あ、このくらいで済むんだ」と思ったので、緑内障の手術をすべきか悩んでいる人がいたら「やった方がいいですよ」とお伝えしたいです。
(聞き手・松永詠美子)
▽いくしま・ひろし 1950年、宮城県生まれ。1976年、TBSに入社し、ラジオを振り出しにアナウンサーとして活躍する。89年に独立して芸能マネジメント会社「生島企画室」を設立。早朝のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」など多数のレギュラー番組を担当。