フルマラソンで風邪リスク増 運動後の免疫力低下に要注意

公開日: 更新日:

 さらに、プラズマ乳酸菌を摂取していた群では、風邪の「症状なし」が多く、体調が良く、疲労がない人が多かった。

「つまり、激しい運動継続時にプラズマ乳酸菌を摂取すると、樹状細胞の活性が維持され、風邪の症状の累積日数が減少し、体調と疲労が改善することが明らかになったのです」

 世界初の内容を含む今回の研究結果から私たちがチェックすべきなのは、「激しい運動後はインフルエンザや風邪などの感染症にかかるリスクが高くなる。免疫力を下げない生活を意識すべき」ということだ。

「オープンウインドウを起こさない、起こしても幅を狭くする。そのためには、睡眠時間を十分に取る、規則正しい時間に満遍なく栄養素が含まれたカラフルな食事を取ることが大事です」

 日頃、運動不足の人も、子供と休日に走り回って慣れない“運動”をした日には、ぜひ忘れずに。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」