フルマラソンで風邪リスク増 運動後の免疫力低下に要注意
さらに、プラズマ乳酸菌を摂取していた群では、風邪の「症状なし」が多く、体調が良く、疲労がない人が多かった。
「つまり、激しい運動継続時にプラズマ乳酸菌を摂取すると、樹状細胞の活性が維持され、風邪の症状の累積日数が減少し、体調と疲労が改善することが明らかになったのです」
世界初の内容を含む今回の研究結果から私たちがチェックすべきなのは、「激しい運動後はインフルエンザや風邪などの感染症にかかるリスクが高くなる。免疫力を下げない生活を意識すべき」ということだ。
「オープンウインドウを起こさない、起こしても幅を狭くする。そのためには、睡眠時間を十分に取る、規則正しい時間に満遍なく栄養素が含まれたカラフルな食事を取ることが大事です」
日頃、運動不足の人も、子供と休日に走り回って慣れない“運動”をした日には、ぜひ忘れずに。