永田宏
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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

がんでは乳がん・子宮がん 85%を占める「5大死因」とは

公開日: 更新日:

 そこで、厚生労働省の「患者調査(2014年)」に注目してみましょう。各病気の「総患者数」が掲載されています。日本全体で患者が何人いるかを推計したものです。

 全年齢で見ると、高血圧・脳血管性認知症・アルツハイマー病などで、女性患者のほうが男性よりも多くなっています。これらは高齢者に多い病気です。女性のほうがかなり長生きなので、患者が多いのは、むしろ当然とも言えます。

 しかし、中高年に限れば男女の人数はほとんど同数。それだけ男女の比較がしやすいわけです。それに中高年男性にとっても、相方がどんな病気にかかりやすいかを知っておくことは今後の人生の参考になるはずです。

 そこで今回は、5大死因には直結しない、しかし意外と知られていない中高年女性がかかりやすい病気を見ていくことにしたいと思います。

【連載】中高年女性がかかりやすい病気

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