鍼灸師が考案 胃腸スッキリ「月曜断食」は挫折者ほぼゼロ
月曜は食事を断ち、1.5~2リットルを目安に水だけ。どうしても空腹に耐えられなければ、スポーツドリンクを2口ほど噛むようにして飲む。
火曜から金曜の3食は、それぞれ“咀嚼した時にこぶし2個分になるくらいの量”。朝は旬の果物と無糖ヨーグルト、昼は定食などのおかずだけ、夜は消化が早く胃に負担をかけない野菜料理が理想。土・日曜は“1食こぶし2個分”は守りながら好きなものを食べる。
「不食・良食・美食の流れです。月曜からスタートすると習慣化しやすいですが、別の曜日がやりやすければそれでもOK。慣れてきたら断食中も飲み会などに参加していい。飲み会や友達との食事が月曜に重なったら、別の日に断食をしてもいい。良食・美食の期間はお酒もどうぞ。ただし、ビールや日本酒は“飲む炭水化物”なので避けましょう」
月曜断食のサイクルが出来上がりさえすれば、日常に組み込まれ、楽にできるようになる。
実は本紙記者(44)も、10年ほど前から時々“プチ断食”をしている。丸一日断食はできなくても、意識して朝・昼を抜き、夜を蒸し野菜などにするだけで、体がスッキリ。プチ断食なしには、日々を楽しく過ごせないほどだ。