排泄予測デバイス「DFree」 頻尿や尿漏れ不安のシニアに最適

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 アプリで確認できるのは主に3つ。

①膀胱の膨らみの状態を1~10の数値で表示。また、時系列別(グラフ)で尿のたまり具合を確認することもできる。

②「そろそろ」や「でたかも」の通知が届き、トイレのタイミングを知らせてくれる。

③排尿記録をつけることができ、「排尿回数」や「尿のたまり具合の最大値」をグラフで振り返ることができる。

 これらのデータは、法人(介護・医療)向けでは複数人分を一括で管理することが可能。トイレ誘導やオムツ・パッド交換の空振り防止につながる。個人向けは、在宅介護や自身の外出時に活用することができる。

「導入効果の事例では、特別養護老人ホーム(特養)でトイレ排尿率が23.7%増加、スタッフの排泄関連業務が22.5%減少。リハビリ施設での失禁回数は46.8%減少しています。月1人当たりのオムツ代も、特養で平均6000円、在宅介護では平均1万円となり、半減できます」

 DFreeの価格は、法人向けは契約となり管理システムやネットワークの構築などを含め1台33万円(税込み)。個人向けは買い取りで1台4万9500円(同)。

 消耗品は、3~5回脱着できる装着用シートが6枚入りで1980円(同)から。本体に塗る超音波用ジェルは市販品でかまわない。

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