サッカーW杯で注意したい「目の疲れ」 スマホ視聴は負担大

公開日: 更新日:

■加湿器を使い意識的にまばたきする

 では、スマホやパソコンでのW杯視聴はどういう点に気をつけたらいいのか?

「ドライアイ対策として加湿器を使い、適度な湿気の中で視聴すること、顔や目に温風が当たるのを避けることが大切です。時折、画面から視線を移して、意識的にまばたきをすることも重要です。疲れ目を感じたら、まぶたを温かいタオルなどで覆い、血流を良くすることで目の周りの神経をリラックスさせるのもいいでしょう」

 欧米ではテレビの連続視聴には「20-20-20ルール」が勧められている。これは、20分ごとに20秒の休息を取って、少なくとも20フィート(約6メートル)離れた距離の物体を見ることをいう。スマホ内斜視防止には、10分に1度程度は天井を見るなどして視線を変えることで、眼球の周りの筋肉をリラックスさせることもいいかもしれない。

 普段、メガネをかけている人は遠近用のメガネ、あるいはパソコン作業用のメガネをかけて視聴すること。そうでないと近距離を見るために眼球の中の毛様体筋が疲労してしまう。もし、メガネは1本しか持っていないという人は、これを機会にパソコン用メガネを購入するのもいいだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇