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堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

元気で幸せに過ごすために今すぐできる4つの方法 「明治一受けたい授業」の教授がオススメ

公開日: 更新日:

「正常なネズミ」と「24時間寝ていないネズミ」双方にコーヒーの香りを嗅がせた。すると、寝不足のネズミではストレスから脳を守る分子の量が減少していたが、コーヒーの香りを嗅ぐと、部分的に回復した。

 この研究はコーヒーの「香り」についてだが、コーヒーは、複数の健康効果が報告されている。たとえば、国立がん研究センター予防研究グループは、習慣的にコーヒーを飲む人は心臓病脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するとのコホート研究の結果を発表している。カフェインの炎症予防効果と、酸化を防ぐポリフェノールの相乗効果だと考えられている。

「コーヒーナップといって、コーヒーを飲んで30分ほど昼寝をすると、コーヒーのカフェイン効果は飲んでから30分後に表れるため、目が覚めた後は頭が冴え、昼寝の効果と合わさって、仕事の効率が上がりますよ」

 ただし、夜に飲むとカフェインによって睡眠の質が低下しかねないので、要注意。

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