あなたのドライアイ治療法は大丈夫? 日本眼科学会がガイドライン発表

公開日: 更新日:

 目がかゆい、充血している、ショボショボ、ごろごろして痛い、涙が止まらない--。スギ花粉が大量に飛び始めるこの時季に多い目の症状だが、だからといって花粉症と決めつけるのはまだ早い。それはドライアイかもしれないし、花粉症とドライアイを併発したせいかもしれない。仮にドライアイだとした場合でも問題点は、ドライアイの治療法が眼科医によってマチマチであること。そんななか、「マイボーム腺機能不全」のガイドラインとなるものが日本眼科学会から発表されたという。マイボーム腺機能不全は涙液分泌低下症と並ぶ重要なドライアイの直接的な原因。自由が丘清澤眼科の清澤源弘院長に聞いた。

「ドライアイは日本の患者数が2000万~3000万人と推定されるほど多い、目の国民病です。角膜を保護している涙の量が不足していたり、その質が変わることで、目表面全体に涙がいきわたらなくなり、目が乾いてゴミや細菌やウイルスがたやすく目の表面を傷つけてしまったり、また視力低下も起こします。ホルモンの影響やコンタクトレンズの装着率が女性の方が高いこともあってか、ドライアイは比較的、男性より女性の方が多いといわれています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇